Column コラム

トレーラーハウスビジネスで後悔しないために知って欲しい立地の選択
新型コロナウイルス騒動がようやく落ち着き、制限が外されて人の動きが出てきました。
コロナ禍で注目されたトレーラーハウスの注目は以前高く、ビジネスとして活用したいというお問い合わせをいただいています。
トレーラーハウスの魅力は市街化調整区域などにも設置できるため、土地を確保できている方、また許可が降りれば立地を選ばずに出店できるというメリットがあるので参入しやすいものになります。
ですが、店舗なので重要なのが何よりも立地となります。
店舗ビジネスは立地がビジネスの成功の70%を占めます。
そこで、この記事ではトレーラーハウスビジネスで後悔しない立地の選択方法の考え方についてお伝えしたいと思います。
いい立地の意味
良い立地とはどのような立地をイメージするでしょうか?
よく言われるのは人通りが多くて街中にある立地。
しかし、日本で一般的に良い立地と言われる立地は必ず失敗します。
立地はお客様にとっていい立地と、会社にとっていい立地が存在します。
お客様にとっての良い立地とは?
気軽に、自由にいける(買える)立地です。つまり家の近くになります。
また、商品群やサービスによって立地は変わってきます。
例えば、コンビニのような業態は、ライフマネジメントな商品群です。(生きていく上で必要な商品群)は近くです。
ライフエンターテイメントの場合は、広い立地なので遠くても行きます。(イケア、コストコなど)
つまり、立地は業種業態で異なり、お客様にとって良い立地はお客様のライフスタイルで感じ方が違います。
我が社にとっての良い立地とは?
開業費が小さい。(インフラ整備がされて入るのにお金がかからない悪い立地 )
入居費が小さく、敷金、礼金、保証金がかからない。
家賃が安い。
結果として収益が出やすくそこそこ客が来て利益を出せる立地です。
忙しい店が良い店ではありません。
なぜなら、たくさん来たら疲れる お客が少ないが儲かる立地。
お客が来すぎるとコストが上がるからです。
では、良い立地の探し方はどうすれば良いでしょうか。
いい立地の探し方
良い立地の考え方がそもそも違うので、良い立地とは、お客様が少なくても収益をあげられる立地です。
人件費をかけずに、コストをかけずに利益を出せる立地です。
例えば、東京都内の人口の多い大商圏に出店したら、家賃も、人件費も高く、ライバルも多いため価格で競争しないといけません。
しかし、地方で人口は少ないですが、家賃も安く、人件費も安く、ライバルが少ない場所であれば競争はありません。
これが立地の意味でもあります。
なので商圏人口から見て考えるのはNGになります。
見なくてはいけないのは「支持人口」です。
支持人口とは、例えば、30万人口があり、同業者が20軒あれば支持人口は1.5万人です。
3万人の人口で1同業者がいない場合は支持人口は3万人です。
多くは人口が多い場所がよい立地と思ってしまいます。
しかし、ライバルが居ない場所の方が良い立地と言えます。
支持人口の求め方は、商圏人口➗競合店数です。
トレーラーハウスの出店で後悔しないために
トレーラーハウスビジネスは、長期的に見れば出店費用も安く、立地の選択も比較的自由にできます。
だからこそ、失敗しない立地の選択の考え方を知る必要があります。
より立地は人口は少なくてもライバルが少ない立地です。
立地の選択を間違えることなく後悔しないトレーラーハウスビジネスをお考えの方はお気軽にご相談ください。