Column コラム

ホテル集客はアイデアではなく商品力の問題!コロナ禍で収益を上げる商品力とは?
新型コロナウイルスによって多くの業種、業態が打撃を受けました。
その中でもホテルや旅館は緊急事態宣言なので人手がなくなり、大きな打撃を受けました。
それまではインバウンドで活況していた状態から一気に地獄へ叩き落とされたような感覚を味わったのではないでしょうか。
コロナ禍での集客方法はどうしたら良いのだろう?
集客アイデアはないのか?
SNSでの発信をして集客をインスタやティックトックなどで集客を初めてみても全く効果は現れず、体験を売れ!と言われてイベントをやろうにも密になるのでそのようなアイデアもない。
どうしたら集客できるのでしょうか。
ホテルの集客で何か良いアイデアはないか?と探されている経営者の方は多いのですが、正直申しますとアイデアで集客は成功しません。
どちらかといえば失敗してしまうでしょう。
これからの時代はホテル業界も大きく変化が必要になっていくことでしょう。
そこで、この記事では、ホテル集客の考え方と、収益を上げるための方法をお伝えしたいと思います。
集客はあくまで手段であり目的ではない!集客とアイデアは関係しない
ホテルの集客を頑張っているところは集客が目的になってしまっているところが多いように感じます。
これはコンサルタントなどを入れている場合は顕著なのですが、SNSを導入しましょう!とか、今は体験に価値を感じる時代だから、体験の価値を打ち出せるコンセプトやキャッチコピーを作りましょう。など適当なことを言われてそれをひたすらアピールしているのではないでしょうか。
アピールすることが目的になって、結局は楽天トラベル、じゃらんなどのポータルサイトからの予約で手数料を取られるので利益が少なくなってしまいますよね。
そもそも集客をするために高額なコンサルフィーを払って利益を削っていることに気づいていないのです。
集客はアピールすることではありません。
集客するためにはまず最初に「認知」知ってもらうことです。
それをどんなお客様に知ってもらうのか?この部分がホテルのコンセプトにつなっがっていきます。
あなたのホテルはどんなお客様を対象にしているでしょうか?
お客様にどんな時に、どんな場面で利用していただきたい、もしくはしていただいていますか?
そこを打ち出すことで集客につながっていきます。
これはアイデアでやることではありませんよね。
アイデアレベルで商売が上手くいくならみんな成功しています。
予約が来るか来ないかは商品力の問題しかない!
予約がなかなか獲得できない理由は集客ができないからではありません。
商品の問題が大きいです。
今までのホテルはビジネスホテルだとビジネスでの利用がメインになりますが、リゾート型のホテルはインバウンド以外は観光客がメインターゲットでした。
それがコロナによって大きく変わってしまいましたよね。
観光という資源を県外のお客様へPRしてもコロナウイルスによって来ない人の増えてしまいました。
遠くのお客様が来ないのであればマイクロツーリズムで近くを狙えば良いのですが、本来遠くを狙っている宿泊商品パッケージなのですから、近くの人にとっては魅力を感じることができませんよね。
つまり、現状のままであれば集客できない商品だということになってしまいます。
今のお客様が求めている商品に変更しなければいくら広告費にお金をかけても、コンサルタントに高いコンサルフィーを払い続けても時間とお金を失うだけでしょう。
ではどうすれば良いのか?
もし、あなたの会社が広告費やコンサルタントに結構なお金をかけているのなら、それをやめて新しい宿泊の形に投資してみるのはいかがでしょうか?
コロナ禍で収益を上げられる新しい宿泊の形
それは、トレーラーハウスでの高級グランピングです。
トレーラーハウスは低コストで宿泊施設を持つことができ、通常建物を建てることができない場所にも利用できます。
仮に稼働率が65%以上あれば利回りは1室あたり40%程度あります。
また、今流行りのサウナなどをトレーラーハウスで導入すれば、インスタ映えだけではなく、デイユースでも収益を上げることができます。
そして、最大の利点は売却できる点です。
ホテルの物件の売却となると難航しそうですが、トレーラーハウスはすぐに売却することができます。
トレーラーハウスなら独立型の宿泊施設になるので、お客様同士が接触することはありません。
家族、カップル、友人だけの空間を提供できます。
また、従業員も多くは必要としないため販管費の削減、人手不足の解消にもつながります。
販管費が必要なければ利益はしっかり取れますよね。
これからライバルがどんどん増えてくると思うので、今動くことで先行できる新しい収益アップの方法だと思います。
トレーラーハウスのご相談はお気軽にご連絡ください。