Column コラム

増えてきたトレーラーハウスの宿泊施設で差別化するには?
トレーラーハウスの宿泊施設は、ここ最近はかなり増えてきました。
新規参入したい!という方も多いでしょう。
しかし、どこも同じような雰囲気なものも多く、金額含めて差別化も必要になってきた時期にあると思います。
トレーラーハウスの利点だけではなく、サービスやブランディングも含めた差別化を考えていかなければ競争に勝てずに稼働率が下がってしまうでしょう。
同業他社が増えてきた時にはどのような運営をしていけばいいのでしょうか。
今回は、トレーラーハウスの宿泊施設で同業他社と差別化するためにはどうすれば良いのか?を考えてみました。
これから新規参入をお考えの方。稼働率をもっと上げたいとお考えの方はぜひ参考にしてみてください。
トレーラーハウス宿泊施設の利点
一番はなんと言ってもコストが抑えられる点でしょう。
新規で民泊に参入する方でも、低コストでオシャレな宿泊施設を提供することができます。
また、設置場所を選ばないため、通常のホテルや旅館などにはないロケーションも可能になります。
建築物で宿泊施設を建てるより、開業までの工期が短いのも大きなメリットです。
そして、一棟ごとに区切られているので、プライベート空間を演出し、隣室の騒音なども気になりません。
このように、通常の宿泊施設にはない利点が沢山あるのですが、その一方で参入障壁も低くなってしまうことが難点です。
トレーラーハウスの宿泊施設で差別するためには?
宿泊施設で差別化するためには、お客様の利用シーンを考えることです。
コロナ禍で注目されたマイクロツーリズムなどもシーンを考えたものです。
マイクロツーリズムとは、自宅から1~2時間の距離の近場でおこなう旅行や観光のことです。
では、利用シーンとは、どのようなものがあるでしょうか。
その考え方は、「お客様はどんな時に、非日常な体験をすると喜ぶのか?楽しいのか?」を考えていくと良いでしょう。
例えば、「父の定年退職祝いを家族で」「大切な人との誕生日を過ごすプライベートな空間」「誰にも知られずにお忍びでこれる宿」「プロポーズに最適な星が見える宿」などなど
あらゆるシーンを考えて打ち出し、そこに合ったサービスを提供するようにすることで差別化は図れます。
これは、ターゲットを絞るのとは少し違います。
お客様が「どんな時に」に利用したいのか?
お客様が「どんな場面」で利用したいのか?
お客様の視点でそこを考えることです。
そこからサービスを考えていくことで、同業他社と違った宿泊施設に変更することができます。
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